あずましの里通信へ戻る 今回は 2023.9.17 に更新しました。 次回は 2023.9.24 に更新予定です。 貴船神社は由緒ある神社ですが故あって
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通称「十和田神社」は昭和29年の移転時黒石 市内の老人福祉センター臨地に移転。(クリックで大画面) |
この石碑は大正11年旧暦の4月19日に沖浦村中に 建立したとある(クリックで大画面) |
扁額には「十湾宮」とある 十湾とは十和田湖のことである(クリックで大画面) |
青森県神社庁HPによると…明和7年(1770)に伝書の記載があって 「浅瀬石城主瑞夢の御託宣あり、大同2年深山高羽の獄に鎮座す。 今吾が宮所を建立あらば津軽六郡の内、主領三郡は汝を領主と 使わしむ也」。天正5年(1577)正月2日の暁、告験有るに因りて 瑞喜骨髄に徹し4月遡日一宇の宮祠を造立す。其の後、大浦御所 為信公六郡を御掌握に依りて社領15石の御朱印を賜わる。其の後、 信政公より御分地有りしより先君十郎左衛門信英公御領地となる。 明和7年(1770)主君の武運長久国家静謐の為、四季の神事仰せつけ 御神楽料として良米三俵、青銅六拾目永代御寄付有り、旧黒石藩主 の祈願所であった。」ということですが、元々は一の渡にあって この地方の農村の信仰を集めていた水の神様です。その後昭和29年 に沖浦ダム建設に伴い旧虹ノ湖の湖畔に移転建立されました。しかし、 さらに昭和55年に新たな浅瀬石川ダムが建設され、それに伴って 黒石市北美町の換地に移転となりました。石碑には大正11年の建立 となっていて建立当時はまだ一の渡に神社があったものと思われます。