2023年8月15日・黒石よされ祭りにて(clickで動画) |
RABラジオ「GO!GO!ラジ丸」出演中----- --毎週木曜日・午後2時5分から -- インターネットラジオの「radiko」で |
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プロフィール 本 籍-青森県ウス郡キネ郷里モチ米村 佐藤キナ子の息子 黒石八郎 病 名-仮面性お道化症候群(オワライシンドローム) 主な病歴-津軽民謡界の大御所・若美家五郎総合病院に入院。 昭和50年、青森TV、秋田TVなど東北六県放送の 「クボタ民謡お国めぐり」で青森県代表となり、病膏盲に入る。 完治不能の≪津軽漫芸≫という病原菌を振りまいてお年寄りを 中心に笑い殺したため、青森TV病院ホームミラー室に レギュラー通院するが、八郎の病いはいよいよ衰えず、 中世ヨーロッパのペストかと恐れられている。 この間、自分の病原菌をいっぱいに詰めたカセット 「津軽漫芸1・2」を全国にばらまき、LP2,000枚でも 大ヒットと言われる民謡界にあって、2万本という驚異的な 記録を打ち立て、クラウンレコードより重病人にのみ施される ゴールデンヒット賞の治療を受ける。 勢い余った病巣は、歌謡曲の分野にも転移。 「つんつん津軽のじょっぱり娘」「男でござる」を蔓延させた。 その後、ご存知「麦畑」が全国的に大流行。 現在は、青森TV病院はもちろん、他のTV病院にも通い 笑いの病原菌をふりまき続けている。 ---------------- 2024年8月6日、 黒石市民財団へ 募金による寄付金を 持ち込みました。 黒石八郎さんは平成10年以降 ご自身の公演の都度 市民財団への募金活動を 継続しています。 |
≪あだこ(子守)-1≫ あだこ(子守)の、へなが(背中)で、 ごんぼほる(泣きじゃくる)、わらし(子供)、 うら(裏)の、ささやんぶさ(笹藪に)、 なげでまるがなぁ(捨ててしまうぞ)。 はどぶえ(土で作った鳩笛)、ポッポきいで(ポォッポォッと聞いて)、 ややど(さっさと)、ねろじゃ(眠りなさい)。 ねろじゃ(眠れ)、ねろじゃ(眠れ)、 ねで(たくさん眠って)、おがれ(立派な大人になれ)。 なげば(あんまり泣けば)、やまがら(山から)、 もっこ(蒙古=こわいもの)、くらね(出て来るよ)。 |
≪あだこ(子守)-2≫えんつこさ(藁で作ったベビーチェアに)、わらしで(稲藁を敷いて)、 なんぼ(なんとまあ)、あんずましべ(さぞ心地よい事だろう)。 かぐぢの(内庭の)、しあだりさ(陽当たりに)、 はごべっこ(ハコベが)、おんがって(すくすくと育ってて)、 くらの(蔵の)、かんべっこさ(壁に)、 ばさまのつらっこ(子守のおばあちゃんの顔が)。 ねろじゃ(眠れ)、ねろじゃ(眠れ)、 ねで(たくさん眠って)、おがれ(立派な大人になれ)。 なげば(あんまり泣けば)、やまがら(山から)、 もっこ(蒙古=こわいもの)、くらね(出て来るよ) |
≪コッカラ舞い≫コラ昔 神代のはじまりは いざなぎ いざなみ ふた柱 海原はらんで 秋津島 生れて このかた いままでも このせいかぎりは 数知れず 千鶴万気 繁盛して 神のお教えたことなれば コラ コッカラめがした しるしには 孫 ヒコ やしゃら子の代までも 伝わりて めでたく暮すもコッカラだ アーヤッパリ ホントはコッカラだ |
≪八郎のじょんから節≫はあ~ぁん、こごにおいでの皆様方よォ さぁさ、これからじょんから節を 唄いまするを お聴きなされぇ~ぇ はあ~ぁ、 なじぎ高いやぁづぁ カボチャ汁好きだぁ~ぁ 目玉大きいやぁづ ノミ取り上手で 耳の大きいやぁづぁ 立ち聞き上手だぁ~ぁ はあ~ぁ、 鼻の大きいやぁづぁ いも汁好ぎだぁ~ぁ 口の大きいやぁづ ボダ餅好ぎでぇ~ぇ 顎の長いひとぉ~ スグサ汁ぎだぁ~ぁ はあ~ぁ、 肩の広いやぁづぁ どがだが上手だぁ~ぁ 腹の大きいやぁづ 相撲取り上手でぇ 足の大きいやぁづぁ 味噌踏み上手だぁ~ぁ |
≪イタコの口寄せ≫菊地 敏(青森テレビ) 津軽民謡界で独特のキャラクターを持ち人気を博している黒石八 郎は、青森県黒石市の農家の出身である。 語りから唄、踊りと「津軽漫芸」の独り舞台を演ずる黒石八郎の 持ち味は、天性の明るさと人を包み込む温かさにあり、地元だけ でなく全国に笑いをふりまいて歩いている。 イタコとは古くから存在する神託、仏言を伝える巫女さんのこと で、中世の説経祭文から山伏、遊行聖人などを経て伝わって来た ものと思われる。 このイタコおろしを舞台で演じたのが昭和初期の青森の芸人、 長谷川栄八郎や高谷左雲竹らであり、当時は一躍ブームとなった のである。しかし、その後、何人かの芸人が演じてそれぞれの人 気を得るが、今では黒石八郎ただひとりだけである。 イタコが、津軽民謡と同じように庶民の生活史の中ではぐくまれ、 そだてられてきた民衆文化のひとつであるとすれば、心のよりど ころや豊かさをいっそう求める現代においても、黒石八郎の演ず る「津軽漫芸」が受け入れられているのもあるいは当然なのかも しれない。 |
≪八ちゃんのこばなし1≫地獄の道も金次第だの、金で渡だる世のなが お金ひかるは阿弥陀さま、天の光はいなびかり 蛍の光はケツ光る、親の光は七光り せがれが光れば末のため、 かかぁの光りはくそにもならねどぉ。 なべ釜光るは所帯がひかる、 やかんの光りはカネびかり とかく世の中、上見んでくらすな、下見んでくらせ 下見んで怪我した人がないそうです。 人生七転び八起き あの濁り水に住むぼうふら、蚊になるまでの浮き沈み 楽が苦の種、苦が楽の種、 カラスがほじくる権兵衛ダネって。 決してカラスのまねをして、高い田畑に種まぐな 皆さん特に男性諸君は、よその畑ばほじくるなって 自分の畑を耕して、よき種まいて働けば 末は極楽大往生、天下太平となるわげでございます。 |
≪八ちゃんのこばなし2≫わよなぁ、この間久しぶりに駅でむがしの これど(彼女と)いぎ会ったんじや、おなご友だぢど どしてらべなど思って、声かげだぉ、 「ゆみこさんでねがぁ、今どごさいだんだきぁ」 「あらぁ、八郎さんでネェの?、 最近ずいぶんがんばってるようですねぇ」 「おがげさまでぇ」「今日はどうしてぇ?」 「わさ、今日東京さ仕事あって行がねばまねんだばって」 「そう、私結婚したわよぉ」 「よがったねぇ、幸せそうでいいですねぇ」 「おかげ様だよ。したけんどもさ、あんだぁ八郎さんて、 ずいぶん最近売れでジェンコ持ってるづぅ話しでねぇの。 ちょっとぉ、わだっきゃあんだの事忘れらえねぇんだよぉ」 「どしてやぁ、結婚したんだば、わの事忘れればえでばなぁ」 「したってぇ、忘れられるわげねではなぁ、わ、おめさ 15年前、700円貸してらきゃなぁ」 |
≪黒石八郎との接点≫テレビ番組出演中 ATV(青森テレビ) 青森津軽地域は38ch 毎週 第四日曜日 午後12時54分から放送 「いいふるさと・いい話」キャスター 毎週 月曜日 午後4時50分から放送 「わっち・たび旅すいません」キャスター ラジオ番組出演中 RAB(青森放送) 青森地域は1233Khz 弘前地域は1215Khz 毎週 木曜日 午後2時05分から生放送 「GO!GO!らじ丸」メインパーソナリティー をそれぞれ担当しております。是非青森へおいでの節は見てやってください。 全国どこへでも出前公演いたします。ときどき出稼ぎ中の時もありますが、 留守番電話にメッセージを入れて頂くか、FAXを入れていただければ 大変にありがたいと思います。よろしくお願いします。 黒石八郎の公演を希望の方は下記へお申し込み下さい。 電話&fax 0172-28-3028 (黒石八郎事務所) |